まさかの窃盗

先日私の叔母が入院したのですが、その入院先の病院でちょっとしたアクシデントに見舞われました。叔母は昔から心臓が悪く、今までも何度か入院してきました。
そのたびに同じ病院にお世話になっていたので、勝手知ったる場所ということで油断していました。そんな所でもちょっとおかしな人は現れるものなのです。
アクシデントというのが、叔母の持ち物がなくなったということでした。その物というのが「編みぐるみ」だったのです。

叔母は一度入院すると検査も兼ねて2週間ほど入院しなくてはいけません。心臓に負担が掛からなければ普通に生活できる体調でも、です。退屈で仕方ないみたいですね。
2回目の入院から「ベッドにいても出来るように」ということで編ぐるみ作りを始めました。うざぎや犬、ネコ、クマなどを作って幼稚園に寄付をしていました。
そんなにたくさんは作れないものみたいですが、毎年作れる分を寄付していました。幼稚園でも楽しみにされていたようです。

その編ぐるみが盗まれたというのでびっくりして駆けつけました。ベッドの横に作成し終えたものを紙袋に入れておいたそうです。ある日それが突然消えてしまったのです。
編ぐるみが1人で歩くわけはないので、これはもう誰かが盗んだとしか言い様がありませんでした。しかし犯人がわかりませんし、何も証拠が残っていません。
看護婦さんには「恐らく盗まれたからもしみかけたら教えて」と伝え、みなさんにも気をつけてもらうようにしました。

数日後、また完成した編ぐるみが盗まれてしまいました。今度はかなり気をつけて、棚に中にしまっておいたにも関わらずです。これは怪しいなあと私は思いました。
棚の中にしまっているというのを知っているのは、私たち親族と看護婦さんだけなのです。これで親族か看護婦さんの中の誰かということに絞られました。
私はなんとなくこの時点で目星がついていました。従兄妹のお嫁さんに盗み癖があるというのを噂で聞いていたのです。

つまり叔母にとっての義娘。叔母の息子の嫁です。叔母には大変言いにくかったので、もう一度簡単なものを作ってもらい、わざと棚の中にしまっておくように言いました。
そして棚の上に花瓶を置いて、そこに簡単なカメラを仕掛けてみました。私の弟がそういうことは得意なのです。そして録画していると、まんまとひっかかってくれました。
まさか本当に盗まれているとは思わなかったので、かなりショックでした。今もめているのは、これを叔母に言うかどうか、ということです。非常に悩んでいます。

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